また時間があるときにちゃんとした記事にしたいが、
いろいろと思うところがあるので小出しになるがつぶやきたい。
日本人の歴史認識についてだ。
今回の内容はうすっぺらいものになるが、後日しっかりまとめるのでご理解いただきたい。
歴史を知らない人は非常に多い。
これは現代の政治に興味がなくなっている日本人の原因の一つだと感じる。
かつては日本のために命を捧げ行動してきた人が数えきれないほどいた。なにも戦時中の帝国陸海軍の話をしているわけではない。日本はこうあるべきだとそれぞれ自分なりの意見をもって、それに従い生きている人々がかつての日本にはいた。
その中でもやはり幕末には思想と思想、主張と主張がぶつかり合い、多くの人間が死ぬこととなった。彼らは人に動かされて死んだのではない。自らの意志に従い行動し、死んだ。
今の日本は自らの意志で行動せず、人に動かされ生かされている人間ばかりのように思う。
半殺しとでもいおうか。
みな日本人として日本を担う人材なのだ。
自らの意志で行動し、参政権をしっかり活かすべきだ。
話はもどるが幕末についてである。
現代の歴史教育は完全に官軍史観である。
要は薩摩藩長州藩、西郷隆盛・大久保利通・木戸孝允・岩倉具視が素晴らしい人物だった。
特に長州過激派のイデオローグ吉田松陰最高!のような考え方だ。
それでいて徳川幕府側は時代遅れの人々で滅ぶべくして滅びた。
そして明治維新、文明開化が起こったと思っている人が多い。
この日本史を学んでしまえば、行動・立ち向かうことの大切さは学べるかもしれないが日本のために、企業のためにといった精神は育たない。
実は幕府側の方がはるかに優れた人材を要していたことは知られていない。私が尊敬する小栗上野介忠順や赤松小三郎、佐藤一斎ら(厳密に幕府側とはいえないが)の名前を知らない人が多い。
彼らを教科書で教える時代になれば、日本へ貢献したい、政治に参加したいと思う人は確実に増えると思う。
ユーチューバー、その他インターネットで稼げる時代になったからこそ、生産性低下の懸念も含め、この精神が大切になってくると思うのだ。
今の歴史教育は薩長史観すぎており、愛国心は育たないと感じる。
特にひどいのが坂本龍馬・勝海舟の英雄扱いっぷりである。
彼らが一体なにをしたのだろうか。
幕末の好きな偉人ランキングで龍馬なんて人物はほぼ全ての世代で1位になるらしい。
恐ろしい話である。彼がどんな功績を残したのか知らずに投票している人ばかりだろう。実際に龍馬が何をしたかと聞くと大方「わからない」か「薩長同盟」だろう。
そうである。何をしたかと言えば薩長同盟くらいなものだ。
それももちろんだが彼一人でやったわけではない。賛同者集めに走り回った。
海援隊?たしかにあった。それはいわゆる武器屋であった。薩長に武器を渡し幕府を倒す力を与えた。
みていくと龍馬はイメージとは違い裏方作業の多い人物である。
そして、最大の疑問がある。
それは、誰が龍馬に金を貸したのか。
もちろん海援隊を組織するにも日本中を奔走するにも武器を調達するにも莫大な金がかかる。
龍馬はご存知脱藩者という身分である。ピンとこないかもしれないが、当時脱藩という行為はかなり厳重に処罰される対象であった。
そうした中で、なぜ龍馬はこんな金を使うことばかり成し遂げたのか?
そこを考え調べていくと彼を英雄視する歴史認識に疑問符が生まれる。
ちなみに龍馬の功績として語られる「大政奉還の提案」と「船中八策」は彼よりも先に何人もの優秀な人物が意見を幕府に上奏しているためまったくのデタラメである。
勝海舟なんて人物はもってのほかである。
ここに書くのも煩わしく思うので機会を改める。
彼らがヒーロー扱いされて小栗忠順や赤松小三郎らがまったく知られていないのはさすがにおかしいと思う。
今の日本は課題先進国である。
少子高齢化は日本の未来を真っ黒に染め上げている。上がり続ける社会保障はどう対処するのか。
これからの日本を担う人材を必要とするこの時代に、政治離れを起こしてしまっている今の現状は早急に手を打たないとまずいだろう。
これを呼んでくれた人へ。
幕末の偉人たち、幕末の動乱、幕府側の対応、これらを一度勉強してみてはどうだろうか。
あなたの考え方がいい方向へ変わることは私が保証する。。。
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