いざ憧れの大学生になってみても、やりたいことが見つからないというケースは珍しくない。
大学に入ったらやりたいことが出来るわけではない。
しかし、大学生の将来は無限に広がっている。
大学のうちにこれだけはしておけと声を大にして言いたいことがある。
本を読め。
この一言に尽きる。
「やりたいことがわからないんです。」
「夢が見つからないんです。」
「普通の人生は嫌なんです。」
「レールの上を歩く人生は嫌なんです。」
そうか、じゃあ本を読め。
目標ややりたいことをしっかり持っている人は、その分野に関して教養をもっているものだ。
美容師になりたかったら髪型やワックスなどに詳しかったり、モデルなどをしている人は服装や化粧など見た目に詳しかったり、プロスポーツ選手を志している人はその業界に詳しかったり、JAXAに就職するのが夢の人は宇宙関係に詳しかったりするものだ。
知識があって、興味がでてくる。
決して逆ではない。
知識があって初めて人間は興味を持ち、それが夢や目標となっていく。
やりたいことがない、夢がないと言っている人に「あなたは何の分野に詳しいですか」と聞くと、「特に詳しくありません」となることが多い。
知識がなければ興味がわかない。やりたいことがない=知識がない。
将来の道に迷ったらと本当に本を読んだ方が良い。
個人的には小説以外をお勧めしたいが、別に小説でも構わない。本を読むという習慣が大事だ。
大学への通学中、もしくは講義中にも関わらず、スマホをいじっている大学生がほとんどだろう。別に悪いとは言わない、そういった講義をする講師に問題がある。
しかし、どうせスマホをみるくらいなら、本でも読んでみればいいじゃないかと思う。
インスタに出てくる友達や有名人の投稿をみていても知識、すなわち夢には出会えない。YouTubeで好きな動画や面白い動画をみていても知識は身につかない。(もちろん知識が身につく動画も存在している)
ああいったエンターテイメント性のコンテンツは娯楽のジャンルだ。通学の時間、講義の時間、家での時間、食事の時間。それらすべての時間を費やして娯楽を楽しんではいないか?
時間を娯楽に費やしておいて、やりたいことが見つからないと言っても、それはただの自業自得といえるのではないか。
あなたがインスタで見ている好きなアイドルや俳優たちは時間を自分磨きに使っている。だからこそ自分自身が商品という特異な存在になり得ている。時間をほぼ全て娯楽に費やしている暇は彼らには微塵もない。
人生なんて人それぞれのものだ。
一生スマホやこの先でてくる最先端機器などを用いて時間を娯楽に使っていようが何の問題もない。
しかし、そういった時間の使い方をしておきがら夢がないだやりたいことがないだ、自分には才能がないだ言ったりするのはわがまますぎる。
人生とは、最終、時間の使い方である。
自分がどのように時間を使ったかで、自分の人生は決まる。
あなたの今の人生は、あなたのこれまでの時間の使い方の賜物なのだ。
あなたがこれを読んで、この先どのような時間の使い方をしてもそれは全て自由だ。
知識=夢・やりたいこと
時間の使い方=人生
この二つの方程式を知っていれば、あなたの人生は変わっていくだろう。
あなたが明日手に持っているものはスマホなのか、本なのか。
見ているものはインスタ、YouTubeなのか、活字なのか。
どうしようとも全てあなたの自由。
しかし最後にいっておきたい。
大学生活はあなたの一生を決める時期の一つだ。だから、そこでの時間の使い方こそが、将来のあなたに繋がる。
学生の諸君。
本を読め。
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