日本の就活の気持ち悪さ。就活生よ、迷わなくて大丈夫だ!

大学三年になると、就活にむけていろろと準備しなければいけない社会だ。

それまでになりたい職業が決まっていてそれに向かって突き進んでいる人には何も言うことはない。そのまま突き進んでほしい。

しかし、体感ではそういった人は多くないと感じる。大抵の人は就活の時期になって自己分析や業界研究を始めて自分に合った(と思っている)企業を見つけて就活を開始しているように思う。

これは就活に対しての私の意見である。

 

 

大学三年生は何かと迷う時期である。

就活はその最たるものである。就職が人生の大きなターニングポイントであることは間違いないからだ。仕事とは一生付き合っていくものだし、収入はこの先の生活の基準となる。

生き方、というものをいきなり考えさせられる時期なのではないだろうか。

 

 

 

 

しかし、日本の教育を受けていては、自分が何をしたくてどういう人間なのかが分からない人が数多く存在していると思う。就活前に急に始めた業界研究、企業研究で自分の将来が決まってしまうのだ。それまでの20年余りの人生を、その短時間の業界研究というものに照らし合わせて必死に自分にあった企業を探し出す。

このスタイルは正しいのだろうかとついつい思ってしまう。

日本の教育は働くというイメージをまったくもたせないように仕組まれているのではとさえ感じる。専門学校は別だが、一般的な四年制大学へ進学した人からしたら、就業経験はアルバイトくらいなものだろう。大学で専門分野を学び、アルバイトをして友達と出かけたりする生活から急に何万という企業から希望のものを選ばされる立場に追いやられるわけだ。これは少し可哀想な気もしてくる。

おそらくほとんどの大学三年生が思うのではないか。自分に向いてる仕事ってなんだろう。

 

 

 

 

 

そもそも、自分に向いてる仕事もなにも、世の中についてわかっていない上にどの業界がどんなふうに社会と関わっているのかも知らない人がほとんどだろう。テレビやマスコミは想像しやすいが、保険会社や商社、貿易会社やコンサルタント会社がどんな仕事をして社会と関わっているのか?

それらを知って、経済を知って、事業内容を知っておくのが一番理想的だが、それには時間がかかりすぎる。こういったことを本来は教育で教えるべきなのだが日本はそうしない。

フランスでは学歴によって進学組と就職組が決められてそれぞれ専門の学校に分けられるそうだが、日本ではそうではなく専門性の高い学校へ行く人は少ない。

 

 

 

 

 

就活の上でひとつ知っておいてほしいことは、焦る必要はない。しかし、業界研究はしっかりと行うことだ。

周りの就活生のやっていることは全て視界から外していい。そんな情報は邪魔だ。インターン何社いったとか、どこそこの企業がいいらしいとか、そういった会話は聞き流していい。その人はしょせん最近手に入れた人伝いか本で見たばかりの情報でしかない。

真実は自分で調べて自分で見たものの中にしかない。それ以外はまがいものだ。

あなたが最近就職活動を始めたのなら、まわりの言葉たちは信憑性の高いもののように思えるかもしれない。友達の就職活動は進んでいるように見えるかもしれない。しかし真実は自分の中にしかないのだから、放っておけばいい。

自分で調べて自分で見て企業を、業界を知っていけばいい。

 

 

 

 

 

私が就活生で迷っているあなたに言えることはこれくらいだ。

もちろん中にはしっかり将来のビジョンをもって憧れの職業にアタックする人も数多くいる。しかし、それよりも多く迷っている人たちがいる。

これはひとえに学校教育のふがいなさを嘆くばかりだ。なにもかもを学校教育のせいにするべきではないが、毎年やりたいことがわからないという就活生が後を絶たないのは問題ではないか。

日本企業が新卒をとにかく重視する体質にも問題があるが、それは日本企業の研修や社員育成システムをみると仕方がないように思える。日本で就職するということは前々から働くという意識を学生に植え付けることが大切だと思う。

学校教育でも職業体験や社員さんを呼んだ講演会など、就職を考えさせる機会を設けていることが多い。それは素晴らしいことだと思うが、授業でそういった教科をつくって日常的に教えてもいいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

現代は超格差社会である。

月に何千万稼ぐ人もいれば、年収300万の人もいる。

こうした世の中で、どうやって稼いでいくかを考える機会が、子どもたちにはほとんと与えられていないようだ。

金持ちの子は金持ちの世界を変えなければ世の中は良くならないのではないか?東大生の親の年収950万越えが過半数という現実は格差社会を如実に表しているのではないか?その東大生が官僚になる日本の行政はこのままでは変わらないのではないか?

 

 

 

 

 

 

この記事にたどり着いて読んでくれた人へ。

この格差社会と義務教育の至らなさについて少し興味を持ってくれたらうれしい。この記事では詳しい事は何も書けなかった。あとは自分で調べてみてほしい。世の中の汚い部分がみえてくると思う。

 

そして就活生のあなたは就活に全力を注いでほしい。

就職がすべてではないが、職場の出会いは人生を大きく変えることもある。社会と企業について調べまくろう。

 

P.S. 東大生ってなんであんなに賢いのかほんとにわからない。親の年収が高い傾向だけじゃ説明できない気がするんだけどなぁ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

文系で日本史専攻→システムエンジニア
情報処理安全確保支援士・AWSSAP
本ブログでは社会人に役立つライフハック術を発信しています。
あなたの生活にきっと役立つ情報です!
一緒により良い生活を送っていきましょう!

コメント

コメントする

目次