ドメインとは何か?がわかる解説記事です。
この記事ではIT知識が全くなくてもドメインについてざっくり理解できる内容にしておりますので、安心してお読みいただけます。
IT用語や横文字は極力使わず、使う場合は解説入れます!
ドメインとは何かについてYoutubeで解説動画も上げてますので、こちらでもドメインについてご理解いただけると思います!
1. ドメインとは?
ドメインとは、インターネット上の住所のようなものです。
「〇〇.com」や「〇〇.jp」という形で表現される、いわゆるURLと呼ばれるものと思っていただければOKです。
あらゆるウェブサイトには必ずドメインが必要になります。EdgeやSafari、ChromeなどWebブラウザ(ウェブ検索できるソフト)では画面の上部に現在閲覧中のURLが記載されています。
このサイトのドメインは「jinseilife.site」です。
Googleのドメインは「google.co.jp」です。
Yahooのドメインは「yahoo.co.jp」です。
以下からGoogleやYahooのページを覗いてみてください。ブラウザの上部のURLにドメインが記載されています。
一人一人の自宅に住所があるように、あらゆるウェブサイトにも住所があります。
Webブラウザにドメインという住所を打ち込むことで、そのサイトへアクセスできるわけです。
ドメインを利用すればWebサイトのURLとして使用できたり、自分だけのメールアドレスを作成できたりします。ドメインは同じものが重複しないようになっているので、欲しいドメインが誰かに使われていると利用できません。もしあなたが欲しいドメインがあるのであれば、できるだけ早めに取得するようにしましょう。
2. ドメインの仕組み
ドメインとIPアドレス
ドメインはWebサイトがどこにあるかを判別するIPアドレスという情報に変換する仕組みになっています。
IPアドレスは「123.456.789.123」のような12桁の数字で表せるもので、ドメインと同様にインターネット上の住所を表しています。
IPアドレスというよく分からない言葉や数字が出てくると一気にやる気が無くなりますよね。
ドメイン≒IPアドレスと思っていただいて問題ありません。深く考えずドメインとほぼ同じと頭の片隅に入れておきましょう!
なぜこんなわかりづらい数字の羅列であるIPアドレスが出てくるかというと、実は正式なインターネット上の住所はIPアドレスなんです!コンピュータの世界では数字しか存在しませんからね。
ですが、「123.456.789.123」などという数字の羅列では私たち人間には理解しにくいですよね。そのため、ドメインというアルファベット表記のわかりやすい代替表記ができたのです。
※IPアドレスについては下記記事を参考にしてください。
ドメインの名前解決
例えば、Googleの検索ページのIPアドレスが仮に「123.456.789.123」だったとします。
そして、Googleのドメインはgoogle.co.jpですよね。
この場合、「google.co.jp」のドメインはIPアドレス「123.456.789.123」のことである!
とコンピュータが自動的に解釈してくれます。
つまりブラウザで「google.co.jp」で検索した場合、IPアドレス「123.4456.789」のページが表示されています。
DNSサーバは名前解決をするためのサーバです。
サーバについては以下の記事を読んでみてください!
googleのIPアドレスを「123.456.789.123」と仮定して説明しましたが、これはあくまで説明をする上での仮定であり実際とは異なります。
3. ドメインの種類について
ここではドメインの詳しい部分に入っていきます。
今までの説明でドメイン自体のざっくり解説は終わっておりますので、ドメインはインターネット上の住所のことと理解いただけていれば以下は読み飛ばしても良い内容です。
ですが、もうちょっと知りたい!という方は是非引き続き読んでいってください!
ドメインには種類があります。
このドメインは〇〇用といったIT業界の暗黙の了解的なものですね。
3.1. 分野別トップレベルドメイン(gTLD)
分野別トップレベルドメイン (gTLD) は、「Generic Top Level Domain」の略称です。これは特定の領域や分野に割り当てられたトップレベルドメインを指します。一般的に、地理的な制限なしに世界中から登録できるドメインです。
- .com: 商用サービス向け
- .net: ネットワークサービス向け
- .org: 非営利組織向け
- .biz: ビジネス向け
- .info: 情報サービス向け
- .tokyo: 東京に関連したビジネス向け
.comなんてのは非常によく見かけますよね。
実はこいつの正体は商用サービス用に付けられるドメインなんです。企業は商用サービスを提供しているため、公共サービスでないものはほとんどがこれをつける分類になっていますね。
3.2. 国コードトップレベルドメイン (ccTLD)
国コードトップレベルドメイン (ccTLD) は、「Country code top-level domain」の略称で、インターネット上で利用される国や地域ごとに割り当てられたトップレベルドメインを指します。
- .jp: 日本
- .us: アメリカ合衆国
- .cn: 中国
- .in: インド
- .ru: ロシア連邦
- .eu: ヨーロッパ連合
- 世界中にさまざまなccTLDがあり、2文字の国コードに割り当てられています。ただし、例外もあります。
- これらのccTLDは、特定の国や地域を識別するために使用され、ウェブサイトのドメイン名に組み込まれます。
先ほど例に挙げたGoogleのドメインはgoogle.co.jpでしたね。実はGoogle、世界別でドメインが違うんです。
- google.co.jp:日本向け
- google.cn:中国向け
- google.us:アメリカ向け
3.3. 属性型JPドメイン
属性型JPドメインは、日本国内の法人向けに利用されるドメインです。セカンドレベルドメインの2文字が組織を識別するコードとなっており、1組織で1つのみ取得ができます。
- .co.jp: 日本国内に登記のある会社・企業
- .or.jp: 特定の法人組織
- .ne.jp: ネットワークビジネス
- .ac.jp: 学校教育法等で認められた学校
- .lg.jp: 地方公共団体
- .go.jp: 政府機関、各省庁が管轄する研究所
先ほど紹介した国コードトップレベルドメインの.jpの頭に色々付けられていますね。
これは国コードトップドメインのjpから日本地域のサイトであることを表し、さらに企業形態によって細かく分類されています。
この中ではco.jpなんかがよく見かけるドメインですかね。
こういったように、いつも何気なく表示されているドメインも意味がわかれば結構面白くないですか?
これからウェブサイトを閲覧するときはドメインにも注目してみてみましょう!
ドメインとは?まとめ
ドメインとはインターネット上の住所のことです。
より厳密に言えば、インターネット上の住所であるIPアドレスを人間にわかりやすい表記にしたものです。
ドメインは誰でも簡単に購入することができます。
お名前.comやムームードメインなどドメイン屋さんはたくさんありますので値段だけでもみてみると面白いと思います。1年数百円のものから数千円のものまであります。
ブログやホームページ、Webサービスなどを立ち上げるためにはドメインは必須になります。
ドメインについて理解が深まりましたか?
読む前よりも「わかった!」が増えていたら幸いです!
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