パレート分析とは、全体の中で上位にあたる一部の要素が、全体にどれくらいの割合を占めているかを見る分析のこと。
パレート分析
全体の中で上位に当たる一部の要素が、全体にどれくらいの割合を占めているかを見る分析
横軸に構成要素を大きい順に並べた棒グラフ、縦軸にそれらの累積量を示す折れ線グラフで表される。
上位の要素が全体に対してどれくらい貢献しているかを見ることができる。
どういう場面で使うのか
・売上や利益に貢献している自社の製品や顧客を把握し、マーケティング、営業戦略の策定や、資源配分の見直しに活用する
・トラブルの原因のうち主なものを見極め、費用対効果の高い解決策を打つ
→「重要なものから処理する」「改善感度の大きいものから解決する」というビジネスの基本のために、パレート分析が有効
■20-80の法則
一般に、上位20%の要素が全体の80%を構成するといわれている。例えば、売上ランキング上位20%の商品が会社全体の売上の80%を占めるというぐあいに。これはあくまでも一般的な平均であり、30-70だったり40-60だったりすることもある。
ロングテールと呼ばれる棒グラフで右のほうに位置する、全体への貢献度が低い要素でも、ニッチ市場への活用ができる場合もある。
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